Oscar Flores
オスカー・フローレスはアルゼンチン南部、パタゴニア地方の主要都市コモドロ・リバダビアで生まれる。
1995年にシアターカンパニー・サレシアノスクールにて舞台芸術(パフォーミングアート)を始める。
あるショーの後、オスカーのパフォーマンスを見た他のシアターカンパニーからスカウトを受け、巨匠アルフレッド・サハディ氏のもとで更なる教育を受ける。
1996年に初のミュージカル“Dracula el musical”(Dracula the Musical )を監修。
1997年には“El Pequeño Mundo de las Cosas del Querer”(The Little world of the loving things)の構成と監修。
1998年、100人以上の俳優とダンサーが出演する“Historia de un Amor Eterno”(Story of an Eternal Love)を監修。
1999年にはrevival of “El Pequeño Mundo de las Cosas del Quererを監修。1996年以来、ミュージカルシアターでの監修や演出だけでなく、オスカーはフラメンコやアラブコミニュティーでダンスを始める。
また、オスカーはFederación de Comunidades Extranjeras (Foreign Community Federation) という20ケ国以上もの国からの集まる青年部団体に所属しており、ロシア舞踊、ケルト、ギリシャ、スペイン舞踊なども学ぶ。
コモドロ・リバダビアにダンスカンパニー、アルナディンを設立した後、オリエンタルダンスだけでなく、中東の伝統楽器などを用いたオリエンタルミュージックに興味のある若手パフォーミングチームを結成する。
オスカーはオリエンタルダンスに舞台演出を取り入れたパフォーマンスを制作し始める。想像力豊かなオスカーの演出に多くの観客が魅了された。これをきっかけに更に大きなステージ、Windows of the Cityを手がけることになる。このオリエンタルダンスショーはあらゆる所のホテルで数年に渡り公演を続け大成功を収める。
2004年頃から、オスカー自身のダンスキャリアを伸ばす為にも、アルゼンチンベリーダンス界巨匠、アミール・アミール・タレブやサイーダもとで修行をする。
そしてまた2005年、アルゼンチンベリーダンス界のもう一人の巨匠でもあるデニーサと共同してダンススタジオを設立する。その頃くらいからオスカーはアルゼンチンベリーダンス界の有能なダンサーの一人として知られる存在になると同時に、ヨーロッパ、サウスアメリカをはじめ世界中のベリーダンスフェスティバルに招かれるようになる。
2010年にはブエノスアイレスに新しいスタジオOF Studioを創立。モダンでアバンギャルドなデザインのスタジオはレッスン受ける生徒を配慮した設備が整っている。
ベリーダンス界の成功だけではなく、ヨーロッパのあらゆる場所でシアターミュージカルのプロデュースを手がけるなど、オスカーの成長は止まるところを知らない。
2013年から2015年まで中国の寧波に拠点を移し、アジアでの活動を広げる。
2017年には母国アルゼンチンからスペインに拠点を移し、ベリーダンススタジオを運営すると同時に、世界中で開催されているベリーダンスフェスティバルのマスターティーチャーとして招かれ世界中のダンサーから支持を得ている。